シェイブテイルのデフレ脱却実践記

シェイブテイル日記ではデフレ経済研究を行ってきました。今後はこれをデフレ脱却実践につなげます。

ニコ動・安倍晋三元総理がリフレ派に転向した訳

12月2日に自民党安倍総裁が演壇に立ち、安倍氏がリフレ政策に転向した経緯と、現在の持論を展開している様子がニコニコ動画に掲載されていて*1、大変興味深いものがありました。 今朝の日経でも次の衆議院選挙自公で過半数を取る勢いとも言われていますので、次期首相最有力の安倍総裁の考え方に耳を傾けてみましょう。*2

ここで私たちはどういう主張をしているかといえば、自民党山本幸三さんという元財務省の人が主張していたことなんですね。 それを私は聴いていて、これは暴論だなと思っていたんですね。 実は私も誰も相手にしていなかったんです。 これは日銀の言うことの方が正しいのかな、と思ってきたんです。それがぱっとある時、必ずしもそうではなくて、山本さんの言うことの方が正しいのかなと。
 私はこの分野(マクロ経済)は全然勉強をしてきたわけではないんですが、最近急にこれ(マクロ経済)についてお話を聴く機会を得ながら久しぶりに勉強したんですがね、今こそ山本氏の言う方がいいんじゃないか、と思ったら、国際的には、山本さんの言う方が主流なんですね。
 先般もエール大学の浜田教授がやって来まして、…、「(リフレ政策を)堂々と主張してください」と言われました。 つまり我々が主張していることは、まずは現下のデフレを脱却しなければいけない。

 デフレから脱却するためには、リーマン・ショック後を見ますと、まずアメリカは貨幣の発行量をリーマン・ショック前の2007年の2.5倍にしている。イギリスは3倍に増やしている。日本は1.1倍くらいですかね。とにかく日本銀行は(金融緩和を)なかなかやらない。 それならば当然円高になりますよ。当たり前ですよね。デフレからも脱却できない。 それでずーっとデフレなんですね。

 そこで震災対策を奇貨として15兆から20兆、このお金については国債を発行してこれは基本的には全量(日銀に)買いオペ(してもらう)。直に(日銀に買い)取って貰った方が効果は大きいんでけども、これはものすごく抵抗が大きいですから、…、市場で全部買いオペで買って貰う。(新発国債は)今でも市場で吸収できますよ。ただデフレから脱却するためにはマネタリーベースを拡大しなければなりませんから、これはチャンスですから、これは日本銀行に買ってもらう。そして15兆円から20兆円新たにお札を刷ってもらうということになります。これは直ちに建設に向かいますから、直ちにお金は(市中に)出ていく。これは間違いなく円安そしてインフレに誘導されるわけであります。
 勿論インフレにはある程度の目安をつけておく必要がありますよ。これは財務省日本銀行が相談して決めることなんでしょうけれども、本当は(CPI)4(%)が良いと言われているらしいんですけれども、でも4とか言いますと日本人てのはインフレが嫌ですからね、2か3という風にして、これを上回った場合には直ちに(金融緩和を)止めて、インフレターゲティングに日本銀行に入ってもらったらいいと思いますね。

 私が最近この話を言い始めたんですね。すると私の総理大臣時代や官房長官時代の財務省の秘書官が直ちにやってきて、「とんでもないことですよ!」なんて言いましてね(笑)、見せてくれた資料と言いますのは、この、国債を全量買い取りすべきだという話が出た時に国債金利がぴゅっと上がったんですね。それはそれなりに上がっています。「こうなりますよ!」というんですが、これはマネーゲームの世界ですから、そういう発言を利用して必ず(国債金利を)上下させて利益を得るんですね。
 では例えばじゃあ、麻生政権の時に15兆円、大量の国債を発行しましたよね。あの時はどうだったか。金利は、1%以下になったんですよ。0.9%だったじゃないですか。(財務官僚は)下がった時には何も言わないんですよ。上がった時にだけそれを大きく拡大した資料を持ってくる。
 論理的にはですよ、日本銀行が全部買い取るんですから、(逆に国債が)もう買えません、という時にこそ暴落が起きる筈だから。これは論理的に考えれば構わないと思うんです。
 今でも日本銀行は月に1.8兆円位の買いオペをしていますね。それをどーんと増やすと考えればいいんじゃないでしょうか。リーマン・ショックより前は1.4兆円だったのを、今では1.8兆円に増やした。そうしたらじゃあ、金利は上がったのか、といえばそんなことはない。だから(金利上昇を)恐れる必要はないんだろうな、と思います。

 どちらにしても日銀は紙とインクで(紙幣を)刷るわけでありますから、20円で1万円を刷るんですから、9,980円貨幣発行費(益)が出るんですよね。貨幣発行費については基本的には政府に納付しますから、これは政府が紙幣を発行するというのと同じというふうに考えていただいていいと思います。これは余り政治家が言うと、円の信任を傷つけるケースがありますから、これを余り言うことは控えておきますが、まぁそういった仕組みになっていますから孫子の代にツケを残すということにはならないと申し上げておきたいと思います。
 つまりずーっとデフレに悩んでいるんですから、…、安倍政権の時に(プライマリーバランスがバランスするまで)あと6兆円まで来た。でもあの時もデフレだったんですね。 あれがもし(実質)成長率1%にインフレ率2%が乗れば、名目は3%になるんですから。恐らくその段階で税収はぷっと60兆を越えてもうプライマリーバランスはバランスした可能性が十分にあるんです。2007年から8年にもうバランスしていた可能性はあったな、と思いますね。

 この10年間、もし私達がデフレから脱却していて、2,3%のインフレ率に1%の(実質)成長を乗せて、もし4%の名目成長をしていれば、我々のGDPは600兆円から700兆円、全然中国より多いんですよ。そう言う状況になっていれば税収だって多いですから。
 我々はまずデフレから脱却して。 経済を成長させ、安定的に成長した段階では、将来の年金・医療や介護(費用)、これは増えていきますから、これに対応するための消費税というものを考えなければいけませんけれども、まず今は震災対応というものも、デフレ脱却に活用すべきではないかと思います。

いやぁ、これは期待できますね!
ついに給料がまともに上がる時代がやってきそうですよ。 
皆さん、ご一緒に選挙に行って、自らの権利を行使しましょう。

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*1:http://www.nicovideo.jp/watch/sm19359610

*2:多少音声が聞き取り辛いところがありましたが、もし発言との齟齬があったとしたら、勿論シェイブテイルの責任です。