2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日のエントリーで、世界の国々の中での日本のデフレを考えてみました。 人によってはデフレは世界中の国々が経験すること、ともとれる論調の記事を書く方もいますが、まずその継続年数が普通ではないことは確かです。 さて次に、世界的にもある程度は存在…
日本が現在デフレであることに異論がある方はいないでしょう。 ただ、そのデフレの程度、継続期間、世界に同様なデフレ状況にある国々がどれだけあるかについてはあまり情報が多くありません。 その中で、週刊エコノミスト(10.09.28)に掲載された「世界33…
2000年の速水総裁時代の日銀が、政府の反対を押し切ってゼロ金利政策を解除したころの日銀議事録が公開されました。(以下引用)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★禍根残したゼロ金利解除、緊迫の駆け引き明らかに 日銀議事録 日経QUICKニュース 日銀は27…
以前から気になっていたことがあります。 物価を示す指標にはいくつかありますが、「消費者物価指数(CPI)には上方バイアスがあり、GDPデフレータには下方バイアスがある。」といった説明を見聞きするのですが、その説明がちょっとアヤシイのでは?、という…
報道によれば、藤井官房副長官は、次のような日銀法改正への反対意見を述べたそうです。 (以下引用)−−−−−−−−−−−−−−− 藤井官房副長官:日銀法改正案に反対 藤井裕久官房副長官は24日の記者会見で、民主党の「デフレ脱却議連」やみんなの党が通常国会への…
さて、前2回の記事から、日銀が意図的にマイナス1%のデフレ目標政策を行っている事実を明らかにしました。 しかし、昨今人口要因デフレ説がそこそこの人気を保っていまして、これに反論した高橋洋一氏の論文がありましたので、全文紹介させていただきます…
皆さんよくご存知のように、日本がデフレであるのに対し、世界には、物価安定の為にインフレ率の目標を明示する、いわゆるインフレ目標政策を掲げた国々があります。 このインフレ目標政策については、日本国内ではつぎのような様々な批判があるようです。■…
先日、週刊エコノミストをパラパラ見ていましたら(2010年9月28日 p36)、内閣府のある人が「個人的見解」と断って、「デフレになっているのは日本だけではない。」という論旨のことを書いていました。 私も前に書きましたが、デフレを「2年以上続く物価下落…
消費税について。前回消費税率アップ(97年)は、税収は増えなかったが世界史上まれな、長期デフレになった。 http://binzumedengon.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-4feb.html http://shavetail.blog99.fc2.com/blog-entry-50.html前回も、前々回も消…
既によく報道されていますように、菅政権は昨日、元たちあがれ日本の与謝野馨氏を経済財政担当相に就任させました。 (引用)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 菅総理、与謝野氏起用は「社保、財源議論のため」(テレビ朝日ニュース 01/14 18:55) 菅総理大臣は、与…
少し更新する間が空いてしまいました。近く書く予定のテーマです。1)日本以外の国にデフレは忍び寄っているのか2)高橋財政とその後3)ドイツと日本の違い今日は予告だけ。