今なら電凸・メル凸で消費税を止められる
電凸・メル凸は、今や国民の政治参加ツールです。 政治を動かした成功例も出ています。 有害無益な消費税増税に反対と言う国民の声を直接伝えましょう。
電凸・メル凸といえば電話・メールにより企業・官庁・政治家・政党などに電話またはメールを送り、その活動について組織としての意見を問いただす行為のことです。
参議院選挙前の今年5月、消費増税タカ派の与謝野馨氏について、突然自民党への復帰が決定したかのような報道がなされました。
自民党は15日、与謝野馨元官房長官(74)を復党させる方針を固めた。
与謝野氏は2010年4月、たちあがれ日本の結成に参加し、自民党は反党行為として除名した。
党内には復党に異論もあったが、与謝野氏が政界引退後、わび状と復党願を出し、今年旭日大綬章を受章したこともあって認めることにした。
朝日新聞5月16日付朝刊(同日産経新聞でも同様の報道あり)
与謝野氏といえば、リーマン・ショックの時に財務大臣をしていて「ハチに刺された程度」という認識で、白川日銀とともに手をこまねき何もしませんでした。その結果は日本経済の大惨事。
それ以外の場面では執拗な消費税増税画策。 国民にとって有害無益な害虫政治家でした。
シェイブテイルも自民党本部にメル凸して、与謝野氏復党は自民党のためにも国民のためにもならない旨訴えました。ただ、返事はあったものの、「ご意見承りました。」といった自動メールのような返事でした。
その他にも多数電凸・メル凸された方々がいたようです。
そのうちの1人、はるはるぱぱ氏はブログでその時の様子を克明に伝えています。
<電話内容>
「はい自民党本部です。」 (女性の方)『はい私、横浜市に住んでおります●●と申します。自民党さんに意見したいことがあるのですが。』
「はい。どのようなご意見でしょうか。」
『与謝野馨さんが復党願を出して自民党が検討しているという新聞記事を見たのですが、これは本当ですか?』
「はあ、それはいつの記事ですか?」
(↑冷たく棒読みする感じ。そしてこちらが記事を探している間は完全に沈黙、自分で調べるつもりはないらしい)『ええと、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞にも出ているのですが、ええとこれですね、毎日新聞5/17に出ている。自民党、与謝野氏の復党検討、と書いてる。』
「はい、与謝野さんの復党でしたらもう決まっていると思いますよ。」
(↑いきなりはっきりと言う。)『ええ!?ちょっと待ってください。決まってるんですか?それは知らない。いつ決まったんですか?いや私、これは絶対に止めてもらいたいと伝えようと思って電話したんですけど。』
「ええ、ご意見は承りますが、もう決まってると思いますよ。」
『それは間違いないですか?正確な情報を教えてください。そちらはどういう部署ですか?あなたは?』
「あ、ええと今、朝の集会などがあって人があまりいなくて、私は受付です。ちょっと詳しいことは分からないので、担当の部署に回しますね。」
(数分待たされる)
「はい党紀委員会です」 (別の女性の方)
『与謝野さんのことについて問い合わせたのですが』
「はい。与謝野さんのことについてはまだ幹事長からも指示が無く、検討しておらず、検討するかどうかも決まっていません。」
『さっき電話に出られた方、もう決まってると言ってましたよ。びっくりしましたけど?』
「はい、それは違いますね。何も決まっていません。幹事長から指示もありません。さきほど出た者は事情を知らずに言ったのだと思います。申し訳ありません。」
『そうなんですか。まあ良かった、というか与謝野さんの復党なんて絶対にダメですよね。私以前から自民党を応援していますけど、絶対に止めてもらいたいです。党紀委員会ではどの様に考えているのですか?』
「あ、いつもありがとうございます。申し訳ないのですが、私も党紀委員会の事務の者でして、どう考えているかについてはお答えする立場にありません。頂きましたご意見は谷川秀善党紀委員長にも伝えます。」
『それと新聞記事では明らかに間違った情報が伝わってますよね。それに対して抗議するとか、正式な自民党の見解を出すとかしないのですか?』
「そうですね。仰るとおりですね。それも必ず伝えます。」
『与謝野さんの件は非常に関心があるので、何らかの決定がなされたら、一般にもすぐによく分かるような形で公表してもらいたいですね。』
「はい。決定事項につきましては必ずきちんと公表いたします。」
(以上、電話の内容)
自民党本部に電話「与謝野さんの復党はもう決まってると思いますよ」 はるはるぱぱ氏ブログ
そして最終的に結果はどうだったでしょうか。
自民党は13日、与謝野馨元官房長官の復党を認めない方針を固めた。複数の党幹部が明らかにした。
与謝野氏は平成22年、たちあがれ日本の結党に参画し、自民党を除名された。今期限りで政界引退する意向を示しているが、地盤の衆院東京1区から次期衆院選に出馬する自民党候補を支援したいとして、水面下で復党を求めていた。党東京都連は復党に前向きな姿勢を示していたが、党幹部の一人は「与謝野氏は除名後に民主党政権で閣僚を務めた人物。ここで復党を許せば、党内の節操がなくなる」と指摘。13日の党紀委員会でも復党は話題にのぼらなかった。
自民、与謝野氏の復党認めず「党内の節操なくなる」
-MSN産経ニュース(2013.11.13現在リンク切れ)
マスコミにとっては小さなニュースですが、国民にとっては大きな朗報です。
以前は散発的な電凸なんか、ガス抜き程度で無視されていたかもしれません。
でも今はツイッターなどで一般国民だって組織化され、圧力団体化しています。だから電凸・メル凸は効くんですね。
次は消費税増税阻止です。
デフレ日本での消費税増税は、ひとり90円の債務返済を目的として昭和恐慌を引き起こした浜口首相が犯した罪と同じです。【昭和恐慌は「一人当り90円の借金」を返済しようとして発生した- シェイブテイル日記 】
日経新聞は自分で報道しませんが、日経NEEDSというしっかりしたマクロ経済モデルのシミュレーションでは、 消費税をあげればデフレがひどくなり、実質GDPが下がります。 となれば税収も賃金も減るでしょう。【日経新聞は消費税にはNEEDSを使いたがらない? - シェイブテイル日記 】
それでも政府債務1000兆円が心配だというのならば、わずかの手間により、100兆円、200兆円と政府債務を純減させる方法だってあります。【政府通貨発行: 債務を100兆円単位で純減させる方法 - シェイブテイル日記 】
これらのうち、どの根拠でも構いません。
10月初旬には安倍首相が消費税増税の是非の判断を迫られます。 国民の消費税反対の声こそが孤独な首相への最強の応援なのです。
私と共に、自民党本部、首相官邸、あるいは知り合いの政治家に電凸・メル凸をお願いします。
ちなみにメル凸の場合、ウェブ送信ですので、メアドは必要ですが本名を示す必要もありません。