シェイブテイルのデフレ脱却実践記

シェイブテイル日記ではデフレ経済研究を行ってきました。今後はこれをデフレ脱却実践につなげます。

かなり株高円安となる理由(1)

2月にはいって、日記の更新が滞ってしまいました。 実は最近、投資環境が大幅に変化したと感じてそちらの分析をいろいろしておりました。 
周知のように、今年1月25日にFRBは長期インフレ目標値を公表する方針を示しました。これに刺激されたのか、我が日銀も2月14日に事実上のインフレ目標導入に加え、資産買い入れ基金の10兆円増額などの追加の金融緩和を決めました。 最近では日本の株価は上昇し、為替は円安に反転しています。これと似た状態が2009年にも生じています。

図1 2009年-2010年の日経平均株価

図2 2009年11月-12月の株価推移 
図1は2009年-2010年の日経平均株価です。円内を図2に拡大表示しています。
この年の11月20日、菅直人副首相(国家戦略担当;いずれも当時)が日本経済はデフレであることを宣言しました。その背景にはリフレ派の勝間和代氏が菅直人氏に直訴し、菅直人氏の脱デフレ宣言を引き出したという経緯もありました。*1 さて、その菅直人氏自身は特にデフレの害を憂えていた形跡もありませんでしたが、この政府要人によるデフレ宣言により「外圧」を感じた組織がありました。それが日銀です。日銀はそれまでデフレ状態の日本経済に無頓着でしたが、わずか12日後の12月1日には臨時政策決定会合を開催し、10 兆円規模となる新しい資金供給手段の導入を決定しました。 GDPギャップの大きさからみればわずか10兆円の資金供給であったにもかかわらず、その後株価は反転急騰し、為替も大きく円安に転じたのでした。

図3 2009年-2010年のドル円チャート


そしておそらく今回は2009年の状況に比べ、より一層株高・円安が期待できるのではないかと考えています。 その理由は、日銀と財務省自身の利害にあるようなw
 → (続く)