シェイブテイル日記2

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ホームレスのH氏、働き始める

今朝、面白い光景を目撃しました。
私の分身が運営する「shavetailの白熱狂室」で、昨日少しだけ触れたホームレスのH氏(仮称)がなんと「自宅」とする駅の地下道内で働いていたのです。

私の分身・シェイブテイル2とH氏の関わりについては、こちら…
アミーゴ教 教義第1条 - shavetailの白熱狂室 アミーゴ教 教義第1条 - shavetailの白熱狂室
◯某駅地下道を棲家とするホームレス氏 参照 

昨晩、26日の段階では、H氏がまさか翌日朝には働いている、とは夢にも思いませんでした。

私の、勝手な希望的推測では…

1.シェイブテイル2がH氏の脱いでいた靴に、お布施千円をねじ込む。
2.H氏、好きなタバコ2箱に使ってしまい、それを自宅寝室の脇の、地下道床に吸い殻を並べて再び寝入る。
3.駅員さん(誰か分かりませんが、仮称Kさん)に、H氏の寝ている脇に並べられた多数の吸い殻を見つけられ、とがめられる。ただ、そのKさんが、上司に相談。

4.翌日である今朝、H氏は、床掃除の雑巾1枚を手渡され、そのタバコの吸殻の他、地下道全体を掃除することで、1日食べられるだけの駄賃がもらえるようになった。
5.数時間後、這いつくばりながらも、雑巾一枚で嬉々として地下道掃除をするH氏にシェイブテイル2が遭遇、声をかけて、なぜ掃除で働けるようになったのか、(1〜4の経緯)をH氏から聴いた。

という流れで、シェイブテイル2のお布施千円が化けたタバコの吸殻がきっかけとなり、発見者Kさんによる好意と機転のお陰で「タバコ好きのホームレス1名が掃除夫1名に昇格」、というハッピーエンドになったのではと思いました。 

 実際の話、先ほど見かけたH氏ほど、嬉しそうに床を磨いている掃除担当者はまだみたことがありません。

 また好意の人、K氏が誰だか全く分かりません。なのに私がK氏と仮称したのは その行為はKeynesianの発想そのもの だったからです。

日本全体でも、政府・日銀が国債を原資に紙幣を発行し、H氏のようなホームレスに「労働の対価」を支払うなら、日本全体からホームレスとその対策費はぐんと減るのではないでしょうか。