シェイブテイル日記2

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肺炎球菌ワクチンの供給状況

先日、新型インフルエンザで死亡する例の多くが、肺炎球菌による二次感染であり、肺炎球菌ワクチンによる予防が有効、という記事を書きました。

 これまで日本では肺炎球菌ワクチンの有効性に対する認識が低く、欧米に比べて接種率も大変低かったようです。

肺炎球菌ワクチン接種状況

(http://www.m-junkanki.com/diseases/pneumobacks.html#Q3より引用)

今回の新型インフルエンザ流行を見越して、肺炎球菌ワクチンメーカーは普通の年の5倍の量の販売を予定していましたが、実際には既に十倍の注文が殺到しており、米国親会社から輸入できるのは9月後半の見込みだそうです。

新型インフルエンザワクチンも供給開始はまだ後1ヵ月半先だそうですし、年内では必要量の1/3しか確保できないようですから、肺炎球菌ワクチンの供給も早めに、多めにお願いしたいところですね。