シェイブテイルのデフレ脱却実践記

シェイブテイル日記ではデフレ経済研究を行ってきました。今後はこれをデフレ脱却実践につなげます。

ドル円相場と有力経済系メディアの予測

今朝の日経では、ドル円相場が円が4年ぶりに100円台に下落したことを伝えています。

NY市場で円ETFに売り殺到 円100円台で  日経・2013/5/10 7:42
 【ニューヨーク=伴百江】ニューヨーク市場で9日午後、円が約4年1カ月ぶりに1ドル=100円台に下落したのを受けて、同市場では円の対ドル相場をベースにした上場投資信託ETF)の売買高が急増した。代表的な銘柄である「カレンシーシェアズ日本円トラスト」の売買高は180万口に上り、前日の24万口から7.5倍に拡大した。同ETFは円相場の急落を受けて前日比1.65%下落、投資家の売りが殺到した。

 円が1ドル=100円台をつけたのはこの日の午後2時ごろ。米市場は円ドル相場の話題で持ちきりとなり、経済テレビ番組も特集コーナーを設けて報道。ヘッジファンドなどの投機的な投資家の間では円ETF空売りも加速している。


過去数日のドル円チャート



ただ、前日の同じ日経では…。

1ドル=100円阻む「8の壁」 市場に40年の経験則 日経・公開日時2013/5/9 10:55
 外国為替市場で下落が続いてきた円相場は対ドルで1ドル=100円を前に足踏みしている。心理的な節目の水準を控え、オプション権利行使の阻止や利益の確定を目的とした円買い・ドル売り注文が下値を支える。近くて遠い100円を前に市場では「8」の壁も意識されている。

 日本が1973年2月に変動相場制に移行してから40年。日銀が公表する東京市場17時時点の為替レートで円相場の推移をたどると、月間での下落は7カ月連続が最長記録だ。今回の下落局面は4月までに7カ月連続に達しており、「8カ月連続なし」の経験則に照らすと、5月は上昇することになる。

同日のロイターも。

アングル:通貨安競争で遠のくドル100円、かすむ緩和インパク
[東京 9日 ロイター] 日銀の「異次元緩和」のインパクトがかすみ始めるなかで、ドル/円の100円回復が一段と遠のいている。欧州、豪州、韓国が相次いで利下げしたほか、ニュージーランド中銀は異例の通貨売り介入に踏み切るなど、通貨安競争の様相が再び強まっているためだ。

4月米雇用統計は市場予想より良好だったものの、米景気減速懸念は払しょくされなかった。再び市場の度肝を抜くような日銀の追加緩和策も期待しにくいとして、短期的な円高局面も予想され始めている。

面白いもので、1ドル100円超えは遠のいた、という報道が増えると、一気に100円超え。
100円突破困難という報道されたことと、その直後に100円突破することとの間に直接の因果関係があるのかどうかは分かりませんが、有力な経済系メディアが報じる予想だから、と言ってその予想に乗ると大損というのはよくあるパターンだと思いませんか?