シェイブテイルのデフレ脱却実践記

シェイブテイル日記ではデフレ経済研究を行ってきました。今後はこれをデフレ脱却実践につなげます。

赤信号皆で渡れば人が死ぬ

本日午後、消費税増税法案が衆議院で可決されてしまいました。
今後参議院で否決されても衆議院で2/3以上の賛成で再可決する蓋然性が高まり、解散総選挙で廃案にする可能性にかけるしかなくなってきました。
シェイブテイルがこれだけ消費税増税に憎悪剥き出しで反対なのは、ひとつには97年の前回の消費税増税と日本の諸悪の根源である、デフレの悪化の間に明確な関係があるからです。
このことは、「日本ではなぜ消費税増税がデフレを悪化させるのか」(シェイブテイル日記2012.05.15)
に書きました。 また、消費税を増やしても、税収は却って減ることも「消費税・世論調査と税収の推移」(同2012.05.13)、で指摘させていただきました。

ただ、筆者として何が最も消費税増税で問題かといえば、「インフレ率と自殺者数」(シェイブテイル日記2010.7.05)などにかいたように、’97年の消費税増税後のデフレにより、14年連続で自殺者が3万人以上に高止まりしており、

消費税増税→デフレ強化→企業倒産やサラリーマン給与低下、新卒者採用減→自殺者高止まり

という負のルートがはっきりしてきていることです。

デフレと自殺数の相関関係
物価指標GDPデフレータが負になった1998年以降、
日本の自殺者数は3万人超で高止まりしている。

 今日の消費税増税法案可決の裏では「財・労・官」トライアングルが動いて、旧社会党民主党議員などに増税反対に回らないよう働きかけたという話も伝えられています。*1

消費税増税に最初から賛成していた自民党谷垣派や、民主党の藤井議員などはともかくとして、これまで消費税反対を叫び続けていながら、支持母体団体からの圧力に屈して消費税賛成に回った民主党議員に言いたいことがあります。

 もし、「自分一人が増税賛成に回ったところで、大勢に影響はなかろう。」と自分を納得させて消費税増税に賛成したところで、あなたたちわずかな議員の打算の陰で死ぬ必要のない国民が死に追いやられる蓋然性が高まったことだけは自覚しておいていただきたい、と。 
このままでは、あなたが赤信号を皆と渡ったために、あなたを選んだ人たちが今後何千何万と死ぬんだと。
 民主党の消費税増税議員のこの汚点を挽回するには、日銀法を改正するなど、デフレ脱却に向けて、ぜひ口先ではなく行動を起こしていただきたいと思います。

【追記】「このところずっと自殺率は確かに高止まりしているが、他にも要因があるのでは?」とお考えのあなたへ。 その可能性は頭から否定はしません。 ただ、「自殺率 消費税」を画像でググってみると、1997年が日本の「変曲点」になっていることはお気づきになると思います。 米国の2001年がテロ元年なら、日本の1997年は増税デフレ元年だったと思います。
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