シェイブテイル日記2

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橋下氏は第二の民主党

ちょっと古い記事ですが。

産経新聞社とFNNが14、15両日に実施した合同世論調査
「日本のリーダーにふさわしい国会議員・地方自治体の首長」で、
橋下大阪市長が21.4%で1位となった。

2位は9.6%の石原東京都知事。13日に改造内閣が発足した野田内閣への支持率は36.0%で、
前回調査(12月10、11両日)から0.4ポイント増にとどまっており、政治の閉塞感が高まる中、
地方自治でリーダーシップを発揮する橋下、石原両氏に対する期待感が表れた格好だ。

リーダーにふさわしい人は、橋下、石原両氏に次いで、8.3%の岡田克也副総理が3位、
6.2%の前原誠司民主党政調会長が4位。野田佳彦首相は3.6%の9位だった。

橋下さん。確かに人気ありますね。 マスコミへの露出も多いですし。

現在の枠組みへの批判は素晴らしいです。しかし。 
 現代日本で政治が解決すべき問題、例えば高い失業率や少子化あるいは産業空洞化、あるいは年金の不安、日本国債残高への不安。 どれをとってもマクロ経済と関係が深い問題です。
 それなのに、橋下さんがこうした問題をマクロ経済の問題と捉え、それに対して一貫性のある解決策を提示したのを聞いたことがありません。 最近ははっきりとは言いませんがどうやら消費税にはかなり賛成のようですし。 デフレが問題と思っているような素振りもありません。

 正直なところ、私シェイブテイルには橋下さんと、政権をとる前の民主党の鳩山・菅さんとが同じように思えます。
現政権の批判をするのは大変結構ですが、思いつきの案だけで戦う姿勢の橋下さんの「せんちゅうはっさく」は、きっと「戦中八錯」と書くんでしょうね。