シェイブテイル日記2

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「欧州発大恐慌」と「日本国債売り崩し」

時々、あるいはしばしば、このブログを訪れていただいている方はこのブログのテーマがマクロ経済、とりわけ日銀デフレ、財務省による消費税上げの影響に大きなウエイトを置いていることをご存知かと思います。
 マクロ経済学者でもない筆者がこれらのテーマに関心が高いのは、ひとえに現代日本にとって最も重要なテーマのひとつだと思っているからです。

 ただ、財務省は首相らを使って効率的に消費税上げへの布石を打ち、日銀は金融政策について手段のみならず目的も政府や国民から遊離してしまっている現在、日銀デフレからの脱却や、消費税上げ回避についてだけ関心を持っていて大丈夫かな、と思うようになっています。

 そうした意味では、地方政府だけでも自己完結できる(?)減価する地域通貨には大きな関心がありますが、デフレ脱却もできず、消費税も上がり、場合によっては欧州も大きな危機に見舞われ、といったシナリオもしっかり検討すべきでは、という心境です。

 まだ勉強が全然足りていませんが、近いうちに「欧州発大恐慌」とCDSなどを利用した「日本国債売り崩し」のふたつを現実性のある脅威として深堀りしてみたいと思っています。 今日は取り敢えず予告編まで。