シェイブテイルのデフレ脱却実践記

シェイブテイル日記ではデフレ経済研究を行ってきました。今後はこれをデフレ脱却実践につなげます。

死ぬ必要がない病気(2)

喘息を取り上げたついで、といってはなんですが、次に取り上げたいのが「うつ病」です。
これは明確に断じることはある意味危険なテーマではあります。あくまでも筆者シェイブテイルの意見ということで参考にしていただければと思います。

以前筆者は下に参考に掲げたようなエントリーを書いたことがありました。
ごくかいつまんで言えば、

・日本では日銀デフレと財務省による消費税増税の影響で国民の心身が蝕まれている。
・以前の自殺数2万人台は日銀・財務省デフレが始まった’97年以降3万人台で高止まりしている。
・デフレ(日銀)、消費税アップ(財務省)→不況→うつ病(→)勤労者たちの自殺

ということでした。
確かに経済的要因により精神に不調をきたし、その挙句自殺に追い込まれる方々は多いでしょう。
筆者個人はそのような状況に追い込まれた経験がないため、軽々には断言できませんが、経済的要因から死を意識した時、近所にある精神科や心療内科クリニックで抗うつ剤の処方を受ければ死なずに済む方は多数いるだろうと思います。
人は追い込まれると自然に気分が落ち込みます。ただこの落ち込みが長期間続くと、脳の中でセロトニンと呼ばれる成分の減少が生じ、うつ病になるとされています。
現在ではこの脳内のセロトニンの量を保つ薬ができていて、20年近く前、この薬が出現したアメリカでは「ハッピードラッグ」と呼ばれたこともありました。*1
専門的に言えば、SSRIというカテゴリーの薬がそれです。最近ではSSRIに近い改良された薬も開発され、抗うつ剤にもバリエーションが広がり、副作用も少ないものがでています。
 日銀デフレという重たい現実がある以上、タイトルのように経済的苦境によっても誰も自殺しない、と主張することは無理がありますが、デフレ日本にあっては治療によって自らの命を絶つ不幸から逃れられる可能性があることは頭の片隅に置いておくべき知識だと思います。
「もしかすると今の自分は病的な状態かもしれない。 ちょっと行きにくいが思い切って心療内科に行ってみよう」と考えられうた方が、うつ病から回復し、本人様も家族の方もさらなる不幸から逃れられることができれば、筆者としては本当に書いた甲斐があったといえましょう。



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「人は静かに狂っていく」こととデフレ格差日本

*1:イーライリリー社のプロザック。ただし、この薬には肥満などの副作用が知られている。 副作用が完全にない薬は大変に稀なので、過度の期待はもつべきではなく、臨床医の指示のもとに処方をうけるべきことはいうまでもない。