シェイブテイルのデフレ脱却実践記

シェイブテイル日記ではデフレ経済研究を行ってきました。今後はこれをデフレ脱却実践につなげます。

東北関東大震災の被害推定

2,3時間前に書いた記事は山勘だけでしたが、近年の事例で似ていると思われる阪神大震災の事例を参考にして、数値の精度向上にトライしてみます。
阪神大震災では6,434名の人命が失われました。 直接的経済損失は10兆円だったそうです。2008年1月15日の毎日新聞によれば、これ以外に域内総生産が14兆円減少していたと見られるとされています。間接的被害が推定14兆円だったということです。
一方今回の東北関東大震災では、現在1000名余りが亡くなり、2万名余りの方々と連絡がつかないとも言われています。 インフラが破壊されて医療機関に行けない慢性疾患を持つ高齢者が多数いることから考え合わせると、死者は3万名にも達するのでは、と危惧します。 仮に3万名の方が亡くなるとすれば阪神大震災の5倍の規模の人的被害です。
 経済的損失は阪神神戸地域と比べると今回の被災地域には企業本社は少ないと考えられますから、人的被害の倍率5倍もの経済損失は考えにくいでしょう。 これ以上の情報を持っていませんので、取り敢えず阪神大震災の2倍の経済損失があったと私は推定します。(強い根拠はありません。)すると、次の表のような被害が推定されます。

被災地の人口を東北地方の総人口900万人よりやや少ない700万人、日本の国富2800兆円のうち、土地以外のインフラ部分を半分弱の1200兆円と仮定すると被災地のインフラ(家、道路など)の価値は700兆円程度と思われます。このインフラ全体の価値推定70兆円をものさしと考えれば上記の経済損失推定、直接被害20兆円、間接被害30兆円は違和感はありません。

現段階では震災地震が進行していますので、公式推計が出るはずもありませんが、報道によれば”米地質研究所(USGS)のアップルゲート科学顧問(地震・地質災害担当)は11日の電話会見で、東日本巨大地震に伴う経済的損失について「津波を除いた震動によるものだけで数百億ドル(数兆円)になると予想される」との見方を示した。”とのことですが、常識的に考えても津波被害を加えた今回の震災は阪神大震災を下回ることはないように思います。


今週のお題東北地方太平洋沖地震