シェイブテイルのデフレ脱却実践記

シェイブテイル日記ではデフレ経済研究を行ってきました。今後はこれをデフレ脱却実践につなげます。

インフレ率と自殺者数

ユーチューブで、高橋洋一氏、宮崎哲弥氏、水道橋博士の鼎談がありました。

要旨は、金融政策により、国民一人当たり20万円配ったとしたら、デフレギャップの大きさ(40兆円以上)から見て不必要なインフレを引き起こすことなく、国民の自殺を最低3000人は減らせる、といったことでした。

 発言した高橋洋一氏の数字の根拠は示されていません。
そこでとりあえずデータが取れる1982年から2008年までについて、横軸にインフレ率(GDPデフレータ)を取り、縦軸に年間自殺者数(単位千人)をとったグラフを描いてみました。

これを見ると、自殺率とインフレ率には強い相関が見て取れます。
しかもよく見てみると、インフレ率がプラスの時代からマイナスの時代に移ると、年間自殺者数は不連続に跳ね上がっています。

ところで、日銀の研究者の報告でも、インフレ率の指標としてのGDPデフレータの0%は、消費者物価指数(CPI)では+0.9%とほぼ等しいと言われています。

つまり、日銀が望ましいと言い始めた消費者物価指数=1%前後(これさえ、達成していませんが)はGDPデフレータでは0%程度ですので、経済指標として(?)自殺者数をとった場合、消費者物価指数は低すぎる目標と言わざるを得ないことがわかります。